認知症の方がベッドをご利用をしていると、さまざまな事故の可能性があります。
そのひとつが、ベッドからの転落事故です。
柵をしていたとしても、それを乗り越えて転落するということもあります。
また、施設などの場合、柵で囲うことが虐待・拘束にあたるとされ、柵で囲うことが出来ませんので、転落のリスクもあります。
転落したとき、そのダメージを分けるのはベッドの高さです。
高いところから落下した場合と、低いところから落下したとではその身体にかかるダメージ・衝撃は大きく異なります。
そんな理由から、これまでも低床ベッドは利用されてきましたが、最も低くで高さ24cm前後でした。
このフランスベッドから発売された超々低床フロアーベッドは超がふたつもつくだけあって、本当に低い。
最低で11cmまで低くすることが出来ます。
マットレスを置いたとしても、17cm程度だそうです。
これなら、ベッドから転落したとしても衝撃はほとんどありません。
さらに、低さを追求することで、
これまでベッドが苦手ということで布団で寝起きしていた方も
違和感なくベッドを利用することが出来るようになることが多いようです。
ショートステイなどで施設を利用する場合は、衛生的な面からベッドの利用ができない場合があります。
そんなことも考えて、ベッドが苦手、という人はご自宅でもこういった低床ベッドを使ってみるのはいかがでしょうか。