高齢者にとって握力が大事な理由
握る力、つまり握力は高齢者にとってとても重要です。
足の筋力も落ちてくれば、やはり手の力も活用してそれを補わなければいけません。
手すりを使って立ち座りの動作を補助したり、
バランスを崩したときにはぱっと手が出て何かをつかんだりと、
そんなときに握力が維持できていれば大きな事故を防ぐことができます。
握力がなければ、自分の体を支えることができずに転倒する可能性も高まります。
転倒すれば、骨折・入院、そして要介護状態になることも少なくありません。
いかに握力を維持するかは、高齢者の自立にとって非常に重要なポイントだと言えます。
年齢とともに握力は低下する
握力は年齢とともに低下します。
上記の画像はスポーツ庁が行った平成27年度体力・運動能力調査結果をグラフ化しているもので、高齢者の握力の年齢ごとの数位を示しています。
特に男性の握力は50歳程度までは維持しますが、そこから下降していきます。
握力は全身の筋力とも密接に関係しているとされ、全身の筋肉を測定するうえでも有効な調査データとされています。
となると、やはり加齢に伴う握力の低下を何らかの方法で食い止めること。
それが健康長寿の秘訣とも言えます。
ころころ・にぎにぎ ボールが握力強化と血行促進に効果
握力の低下を防ぐため、握力の強化とマッサージ刺激の効果のある商品「コロコロボール」を紹介します。
握力のトレーニングに
画像を見ての通り、マッサージ用のボールです。
トゲトゲしているので、刺さりそうですがもちろんゴム製なので痛くありません。
握るという動作を繰り返すだけで握力強化やストレッチにつながります。
衰えた握力を日常生活の中でトレーニングすることができます。
握るだけで血流改善にも効果
血行促進にも効果的です。
突起部があるので、末梢血管から刺激を与えることができます。
これを握ることによって、血管の収縮・拡大を繰り返し、血流が改善します。
ストレス解消にも
ストレス解消にもつながります。
リズミカルに握ることで脳内にセロトニンが分泌されます。セロトニンが精神の安定につながり、リラックス効果を得ることができます。
さらに、脳に心地よい刺激を受けることで、認知症予防にも大きな効果があるとされています。
ころころ・にぎにぎボールを毎日の生活に
テレビを見ながら、電話をしながら、半身浴をしながら・・・。
ちょっとした時間に10分間、にぎにぎと握ってみましょう。
お金もかからないし時間も拘束されません。握るだけです
続けていけば、大きな効果が見えてくるはずです。