避難をする際、車いすを利用する方は大変です。
震災により、道路には破片などが落ちていたり、整備されていない山道を登って高台へ避難しなければいけない場合も想定されます。
となると、タイヤのパンクがまず考えられます。
そんな災害時に威力を発揮するのがノーパンクタイヤです。
ガラスの破片や砂利、くぎなどの突起物が刺さってもパンクしない、
空気の入っていない車いすです。
空気を入れる手間がないので、メンテナンス手間いらずです。
乗り心地が空気入りタイヤに劣ることや、やや車いす自体の重量が増えるという難点がありますが、
そういった課題も近年の開発で、かなり改善されてきています。
緊急時の避難を想定して、ノーパンクタイヤを選ぶのもひとつの方法ではないでしょうか。