平成24年4月の介護保険制度改正に伴い、
特殊尿器がレンタル対象商品に加えられました。
これについては、以前にも紹介しているところです。
排泄介助にかかる介護者の負担を大幅に削減し、特に夜間の介護を減らすことができる自動採尿器。
上手に使うことで、介護生活は大きく変わるはずです。
ただ、どんな商品かよくわからない。
ということで、自動採尿器の選び方をお伝えります。
一般的に、自動採尿器としてはスカットクリーンとヒューマニーが有名です。
スカットクリーンは、排尿時に自分で、もしくは介護者がレシーバーを尿の排出部にセットし、
排出した尿を吸引するというものです。
それに対して、ヒューマニーは、オムツ上にした排泄物を吸引するというものです。
スカットクリーンを使うには、尿意があって、排泄ができるということが条件になります。
つまり、尿器と考え方は同じです。
尿器に排尿したものを自動で吸い取るという仕組みなので、
夜間には尿器を使っていたけれど、こぼしてしまうのが心配な方には特にお勧めです。
ヒューマニーはオムツを使っているけれど、頻繁なおむつ交換などができず、
床ずれのリスクが高い方など、オムツ内の清潔を少しでも保ちたいという方にお勧めです。
製造元でも使い方をホームページで紹介しています。
図説や動画での紹介もあり、わかりやすく解説していますので、そちらもご覧ください。
ヒューマニー(ユニチャーム)
介護保険のレンタル対象になるのは本体のみで、
スカットクリーンのレシーバーや、
ヒューマニーの専用オムツなどは介護保険での購入対象商品になります。