このところ、配食サービスの業者って増えた気がしませんか?
これに関しては、いくつか理由があります。
1.訪問介護の生活援助の利用制限
生活援助の回数制限などがかかったためにヘルパーにお願いしていた調理や買い物を配食サービスにしたというケースは少なくないんじゃないでしょうか。
訪問介護事業所で勤務するホームヘルパーの人手不足もあって、なかなか生活援助を行うヘルパーさんを確保できなくなっているのもあるでしょう。そこで配食サービスを活用するという方向性にシフトしてきている可能性はありますよね。
2.業者が増えたことで価格やサービスでの競争
安否確認やちょっとしたお手伝い、お買い物とか朝ごはんの分のパンも買ってきます、なんてオプションサービスも増えました。ライバル企業が次々に生まれ、サービスは他を追随するように充実していきますね。
3.そもそも以前よりもおいしくなったんじゃない?
いや、おいしくなっていると思います。これは配食利用者も増えていますし、塩分を抑えながら味を濃く感じさせるような配慮も増えてきているんじゃないかなと感じます。メニューのバリエーションも増えたり、季節に合わせたイベント色などもあって、食事自体を満足して楽しめるレベルになっているんじゃないでしょうか。
でも、配食業者、どこを選んだらいいの?
そうですね。どこがおいしいかなんて、聞いたって、ケアマネジャーや地域包括支援センターも、誰も答えてくれません。そりゃ、みんな知ってます。味の好みなんて人それぞれです。食事で何を大切にするかなんてその家庭によりけりですし、食は多くの高齢者にとって一番の楽しみですからね。
じゃあ、食べ比べを、ということで、食べ比べをするのはどうでしょう。
シニアのあんしん相談室ではお住まいの地域ごとの配食業者を教えてくれます。郵便番号から、各配食サービス業者の配達エリアを確認し、お試しなどの利用で比較をすることができちゃうんです。
自分の納得のいく食生活のために、ぜひ配食サービス業者の食べ比べをしてみましょう。