加齢に伴い、筋力の低下・ひざの痛み・可動域の減少などから、
段差を越えるということが、住み慣れた家庭の中で大きな障害になることがあります。
そのひとつが、玄関の上がり框です。
最近の住宅では比較的低めの高さに設定されていましたが、既存の住宅の場合は20cmを越える高さの上がり框が多く、
段差の大きいものでは30cmくらいある家もあるので、それを乗り越えるのは大きな問題です。
そこで、住宅改修で踏み台をつけるという方法があります。
住宅改修であれば1割の自己負担で利用できますが、
これは床面に踏み台を固定することが必要になりますので、
これを取り外す時などがあれば、また工事が必要になりますし、原状復帰の工事では介護保険は適用できません。
日本の家屋では玄関スペースは限られており、有効活用が必要になります。
たとえば家庭の状況が変わって、ベビーカーを置くスペースが必要になったり、
下駄箱を増やすことが必要になったりすることもあります。
工事をすると、取り外しができなくなることはしばしば大きな問題となります。
そこで、踏み台を購入するという方法も選択肢に入れることをお勧めします。
こういった踏み台を購入することで、
必要がなくなれば撤去をすることもできます。
幅も60cmあると安定感もあり、二足一段の方法を取ったとしても十分なスペースです。
踏み台下に収納もできるということもうれしいですよね。
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