屋外用手すりスムーディ
屋外用の手すりです。
パナソニックの手すりといえば、ネーミングでメンディ・スタンディ。
特徴的な手すりを開発していました。
そして今回はスムーディ。
段差に強い屋外用手すりです。
屋外用手すりの設置パターン
これまで屋外用手すりについて、いくつかの選択肢がありました。それぞれのメリット・デメリットがあります。
住宅改修
まずは住宅改修で手すりを設置するというもの。
これは地面に穴を開けて、そこに支柱を設置し、埋められた支柱を手すりでつなぐというもの。
これが一番すっきりしますし、長期間利用することを前提に考えるのであれば住宅改修で工事をした方がコスト的に安くなることは間違いありません。
ただ、難点としては工事着工まで時間がかかるということです。住宅改修は申請してから、区で書類の審査を行い、決定通知を業者に通知し、それから部品等の発注をかける手順になります。そのため、申請から着工まで、早くても3週間くらいはかかります。
レンタル手すり(天井突っ張り型)
次は天井に突っ張るタイプの手すり設置です。
天井と床とで突っ張らせることで固定します。
工事不要だということが最大のメリットですね。あとは上下で突っ張るので設置する床面の面積はあまりとらないということですね。置き型の手すりの場合は手すりとその鉄板の重さで動かないようにしているためにどうしても面積が必要になります。
ただ、デメリットとしては、設置できる場所が限られるということです。
アプローチ部分の天井がなかったり、あったとしても天井側の強度が弱いと設置ができないということで、設置する場所を選びます。
レンタル手すり(置き型)
そして、置き型の手すりです。
鉄板の上に手すりがついています。かなり重いです。そのため、ただ地面に置いているだけなのですが、容易に動かすことができません。
屋外用の置き型手すりの種類も増えています。
置き型手すりを連結用の手すりでつなげて段差用手すりにする場合もあります。
ただ、連結用の手すりは重要な手すりと手すりとの継ぎ目部分(接合部分)が握りにくいという欠点があります。
そこで、このスムーディ。
継ぎ目部分も美しい曲線カーブ。角度の調整もできます。ここがスムーディがスムーディと呼ばれる理由でしょうね。つかみやすく、袖口にも引っ掛かりにくい構造になっています。
もちろんベースはしっかり重みがありますのでぐらつきません。
さらに、途中のベースは省スペースですので、踏面のスペースが狭い段差にも設置ができます。
屋外用の置き型手すりの選択肢としてスムーディを考えてみてはいかがでしょうか。